旅行記 travel

2008/12/14

香しき潮の香り、千葉南房編。(その4)          〜結局、行って帰って来た二人〜

十一月二十三日、朝八時、宿。

結局、寝不足な僕。
八時から朝食だというので大広間へ行く。

父「あ〜、やっぱり家の飯が一番だよなー。」
と、文句を言いながらも朝からおかわりを連発する父。

朝から三杯平らげた。

父「あ〜、食い過ぎた。」
まただ。
なんだかんだで満喫しているようだ。



朝九時、宿出発。
当初の予定では養老渓谷を巡って帰ろうと思っていたのだけれど、時期も時期なので早く家に帰ろうという事になった。

館山からフラワーラインへ行く事に。

そこは素晴らしい景観だった。
直線が続く海沿いの道は朝焼けに焼かれ、開ければ海が右手に見える。

更に海の向こうにはオレンジ色に染まる富士が現れる。


う〜ん。

さ。

帰ろうか・・・。


!?

あら?


そうなの。

今回こんな感じなのよ。

フェリー乗ってさ。

さーっと帰りましたのよ。



いやあ。
申し訳ない。

とりあえず今年のツーリング日程はこれで終わりです。

あんまり行けずでした。

来年はちゃんと年三回のツーリングレポを書いていこうと思いますのでよろしくお願いします。





安居剣一郎。





*写真 いい天気♪


2008/12/08

香しき潮の香り、千葉南房編。(その3)          〜宿よ、僕は眠れない〜

部屋に到着。

ぎぎぎぎぎ〜。
戸が呻く。


僕・父「ううむ・・・。」
僕らも呻く。

まあ、なんと言うか。
趣きのある部屋ですねえ。

まあね。
こうして旅行をしていると度々こういう部屋には泊まり馴れているのだけれども。
宿代が格安だったから我慢してたのね。

今回。
結構、宿代高いんですけど(汗)

それが納得いかない・・・(せこくてごめんね)



父「壁にヒビが入ってるぞ。」
僕「ほんとだ。」

父「蜘蛛がはってるぞ。」
僕「ほんとだ。」

父「この声はなんだ?」
僕「ヤギかな?」


ええええええ〜!
という声がしきりに外から聞こえてくる。

たまらんなあ。



とりあえず風呂に行く事に。

ガラガラガラ。

一番乗りだ。


僕「わあ!外から丸見えだ!」
露天風呂では無いのだけれども、硝子張りのすぐ向こうはビーチで、人が歩いている。

むむむ。
なんと。
景色は素晴らしいのだけれどもね。
向こう側に富士山が見えて。


まあ、良い湯だったけどね。





上がってしばらくしたら夕食だ。

僕「お腹空いた〜。」
父「いただきます。」

しかしそこはさすがに南房の宿である。
魚の祭典だ。
うまし。


父「う〜ん、あったかいうちに食べたかったなあ。」
と、言いつつもこの男、ご飯をペロリと三杯も平らげたのであるかして。
食い過ぎだろうと。

父「うう、苦しい、食べ過ぎた・・・。」
ほら案の定(笑)




夕食後はゆっくりテレビ鑑賞。
九時過ぎには隣からうっすらと寝息が。

僕「電気消すよ。」
カチカチカチ。

・・・・・・。

・・・・・・・・・・。

「グ〜グ〜。」
父のいびきだ。

ダンダンダンダン。
ドドドドドドドド。

廊下を歩く人の足音と、部屋に響く軋みの音だ。

ここは地獄か?
寝れるものか・・・。


父「まったく、廊下がうるさくて眠れないよ。」
いやいや!今、寝息たててましたから!

「ぐがががが〜。」

うむむむむ・・・。

結局、僕が寝たのは二時過ぎだったのであった。

ふうむ。

参った参った。





つづく・・・。





*上写真 海鮮の攻撃

*下写真 エビちゃんと父


2008/12/01

香しき潮の香り、千葉南房編。(その2)          〜渋滞、船酔い、そして宿〜

11月二日、午前八時起床。
ゆっくりな朝だ。

何しろ今回はそんなに行くところも無い。
シーバーも無いわけだし、普通のツーリングだ。

ま、親子で一泊ツーリングなんて滅多に無い事だし、楽しみだ。

午前十時前、安居家出発。
父の装備はと言うと全身革の服。
ネットのオークションなどで落札し、なんと七千円前後で揃えたと言う。

僕のトライアンフのパンツが一万一千円ぐらいだから・・・えーと(汗)

とにかく羨ましい程の安上がりだ。
バイク装備なんて大体金がかかるんだから。



出発。
まずは横須賀、久里浜へ。
ここで東京湾フェリーに乗り千葉へ上陸するのだ。



ドドドドド・・・。
サンダーバードの爆音が後ろから聞こえる。
T100よりも重厚感のある音だ。

中年暴走族・・・。
そんな言葉が頭をよぎる。



国道十六号をひたすら南下する。
出発が遅かったのでうんざりする程の渋滞だ。

しかも寒いと思ってかなり着込んできたが、予想に反して暖かい。
少し汗ばむぐらいだ。

保土ヶ谷バイパスを越え、横浜横須賀道路へ。(通称、横横道)

途端に道は空き、快適なドライブへ。
横須賀PAで休憩。


しかし、親子でツーリングってどうなんだろうな?
きっと思春期真っただ中とかだったら死んでも嫌なんだろうな。
ただもうね。
三十前の男がね。
そんなに気まずくも無いよね、これが。
良く実家に帰るわけでもないし。

たまには良いもんだ、と思うのね。




と、話は戻して。
正午、久里浜港に到着。
ここで往復のフェリー券を買い、バイクを積み込み乗船。



ところで僕らの会話はというと。

父「柿の種持って来たぞ。」
僕「あ、そうなの?」
柿の種とは、皆さんご存知のおやつのあれである。
父「あ!!バイクに積みっぱなしだった。」
僕「意味ないじゃん。」
こんな会話。


父「海ほたるはどっちだ?」
僕「逆側じゃないかな。」
父「しかしフェリーは揺れるな。」
僕「そうなんだよ、酔うかも・・・。」
こんな会話。



フェリーは三十分ぐらいで金谷港に着く。

安「きもちわりい・・・。」
案の定、僕は少し酔った。
酔いに弱いのは子供の頃からだ。

小学生の遠足で、風邪を無理して参加し、最高十二回吐いた事がある。(汚い話で失礼)
ま、今回は吐きはしなかったけどね。




ここから南房総をさらに南下する。
今日の宿は館山にあるのだ。

僕「昼飯どうする?」
父「なんでもいいよ、適当で。」
僕「海だし海鮮がいいかな?」
父「ラーメンとかでいいよ。」
ラーメンと来たか。

うちの父は食にあまりこだわりを持たない。
それがイコールで僕の食のこだわりの無さに繋がるわけだけれども、なるほどやはり親子なのである。


ちょっと道に迷いつつも館山市に入る。
なにしろチームのブレインのかんべさんが居ないのだからね。

時間は昼の二時過ぎぐらい。

僕「昼飯どうすっか?」
父「あそこにくるまらーめんがあるぞ。」
僕「ああ、くるまやらーめんでしょ?」
父「そうか?」
僕「でもさ、ここで腹一杯になるとせっかくの夜飯が食えないから我慢しよう。」
父「そうだな〜。」

そうなのだ。
南房と言えば海鮮だ。
旅館のご飯が楽しみなのだ。
腹を空かしておかなければいけない。




それから三十分程で宿に到着。
あれ?
外観が・・・。
ホームページで見た時はかなり綺麗に見えたが・・・。

僕「ごめんくださーい!」
おかみ「はいはい。」
僕「あ、今日お世話になります安居ですが。」
おかみ「はい。ではどうぞお部屋へご案内いたします。」


ギイギイギイギイ・・・。
階段の音である。

ギ〜〜〜〜。
扉の音である。

通された部屋は世にも古めかしい部屋だった・・・。





つづく・・・。





*上写真 フェリーに乗る重鎮

*下写真 甲板に出て海を眺めると吸い込まれそうになるよね


2008/11/25

香しき潮の香り・千葉南房編。(その1)          〜白羽の矢は以外と近くに刺さる〜

十一月の上旬、友達の結婚式に出席した。

その時に小学校の同級生だった巾村との会話が発端だった。



巾村はこの頃、バイクに乗っているからツーリングに行きたいと話すのだ。
そうね。
僕らも夏はツーリングに行けなかったから秋は行きたいと思っていたので本当に行きたいのならば一緒に行こう、という話になった。



今回の秋ツーリング。
メンバーのあざは仕事の為、参加はできないと言っていたのでかんべさん、巾村、そして僕で十一月二十二、二十三日で千葉に行こうと言う話になったのだ。




そしてこれは十一月二十一日の話。


僕はバイクに乗り実家のある神奈川へと向かっていた。
バイクに乗るのは久しぶりだ。
何しろタクシーに当て逃げされてからはあまり乗る機会が作れずにいた。


愛機XJの調子は最悪。
ろくに整備もしてあげられていなかったからだ。

セルスウィッチが取れてしまっている。
まあエンジンはなんとかかかるから問題はない。

前タイヤの空気の入りが甘い。
スピードを出さなきゃ済む事だ。

ヤバいのは電気系統だ。
ヘッドライト以外光りもしない。

前後左右のウィンカー、リアのブレーキランプ。
うんともすんともいやしない。

きっとヒューズが飛んだのだろう。
これには参った。

とにかく手信号を出して右折左折。
ほんとに参った。




それでもなんとか実家に到着。
とそこへメールが。
ツーリングへ行きたいと言っていた巾村だ。

「インフルエンザにかかったのでツーリングには行けない」
との内容だった。


参った。
もう宿は予約してあったのでキャンセル入れなければならない。
宿に電話し一人キャンセル。

そして夜、かんべとメール。。

安「巾村がインフルエンザにかかって行けなくなった〜。」

か「仕方ないね〜、二人だね。ところで、ツーリングのルートなんだけど三崎でも寄ってマグロ食べてから千葉に渡らない?」
三浦半島の三崎と言えばマグロで有名だ。

安「いいね〜!マグロ食いに行こう!」

か「了解!それじゃあ明後日よろしくね!」



・・・


・・・


!?


明後日?

安「おいおい〜、しっかりしてくれよ!ツーリングは明日だよ!」

・・・


・・・

!?

か「あれ?明後日じゃなかったっけ!?明日は仕事だよ・・・」



どうやら行き違えがあったようだ。
かんべはだいぶ前に二十二日は仕事が入ったと僕にメールをくれていた。

けれども僕はそれを失念。

僕は宿を取り意気揚々とかんべにメール。
「22、23日宿がとれました」
それをかんべが見落とし。


参った。
これはほんとに参った。

EFC史上最大のピンチだ。





そして僕は白羽の矢を放った。
それは最後の手段である。



富山が生んだリターンバイカー。

名は「滋」という。




そう、我が父、安居滋である。

ここに来て満を持してのツーリング参戦だ。





こうして波乱の千葉、親子ツーリングとなってしまったのであった・・・。

まったく。





つづく・・・。





*上写真 ツーショット

*下写真 トライアンフのもう一台サンダーバードの登場だ


2008/05/24

五月雨、後、五月晴れ、新緑の長野編。(その11)              〜あとがき、のようなもの〜

あー、帰って来れた。
いつもそう思いながらバイクに乗ってます。
どれだけの装備をしても、最悪、命を落とすんじゃないかな、って思ってバイクにまたがります。

常に出かける前に最悪の状況を想定してから出発します。

沢山の道がそこら中を走り、時間を短縮していった。
なんの為にだ?
お金がかかっても遠くへ行きたいんだ。
僕らは時間が惜しいんだな。

ああなんだ。
そんな事なんだ。
エゴを背負って走っているんだな。



ツーリング中、猫の死骸を見た。
事故で亡くなってしまった動物達を見ると、ここに道路が無ければ良かったのに、とか安易な発想をしてしまいます。

なんか馬鹿なんだな。
よくわかんなくなるんすよね。



思えば僕はバイクにポリシーなんてたいして無いんだな。
好きだし、生涯乗りたいとも思うんですが。
こんな事で命のやり取りはしたく無いんですよね。

嫌ですよ。
こうして多少長く乗って来て、だんだん恐怖も背負っていくようになりました。

確かに気持ちは良いし。
こんな快感他には無いとも思うんですが。
誰かに安易に「バイクに乗りなよ」とか、言わなくなりました。





なんなんでしょう。
年をとってきたからなのか。
去年バイクでこけたのが効いたのか。

僕は臆病になっていくんですね。


失う事の恐ろしさなのかなあ。
嫌なニュースが多いからなのかなあ。
子供みたいな言い方だけど。
誰も死なないでほしいんだなあ。

僕のまわりの人は勿論なんだけれども。
名も知らないあなたも。
誰でも。
誰でも。
誰でも。
居なくなったら悲しいんだよなあ。


なんて。





あー、湿っぽくなりましたが。
今回の旅行記も終わりました。
なんだかパソコンと向き合う時間が少なくて、間延びしてしまって。
なんだか自分でもよくわからない文章が多かったです。

嫌だなあ。
なんかこのツーリングの時、やけに太ってるなあ。


まだしけ込むには早いもんで。
次の夏のツーリングにはバシッ!とですね。
気合いの入った気持ちのいいツーリングをしたいと思いますので飽きずに覗いてみてくださいね。





それではまた。



安居剣一郎。





*写真 この写真お気に入り♪


2008/05/22

五月雨、後、五月晴れ、新緑の長野編。(その10)              〜熱い風は追い、望郷へと誘う〜

五月六日、午後二時、軽井沢ショッピングモール。



安・か・あ「くだらね〜!」
僕らは笑い続けた。
お腹が痛い。
笑い過ぎた。


誰かが仕事に追われ、誰かが都会の人並みに流され、誰かの悲鳴さえも喧騒に掻き消されていく日常で。
こうした笑い合える時間っていうのはなんて貴重なんだろうな、って思う。



「帰ろう。」
楽しい時間にも幕を引かなくてはいけない。

ジャケットを着込む。
ポカポカと陽が降り注ぐけれど、体を包むジャケットを外す事はできない。
ま、正直暑いよね。


帰りは高速だ。
上信越自動車道で渋滞がに巻き込まれる前にさっさと帰るって寸法だ。


安「あ、ガソリン入れたいんだけど。」
か「じゃあ横川サービスエリアで。」
安「了解、ついでに飯も食おう。」



午後二時半、横川SA。

峠の釜飯を食べる三人。

安「喉乾いたな、じゃんけんで負けたヤツ、ジュース買ってこようぜ。」
か・あ「おっけー!」

「最初はぐー!じゃんけんぽん!」


安「か、買ってくりゃいいんだろ!何飲むの?」
あ「俺、お茶ー。」
安「かんべは?」
か「じゃ俺、コーヒー。」
安「コーヒー!?か、か、釜飯にコーヒー!?」
か「うん。」
たく、近頃の若者の舌はどうかしてる。(同級生だけど)



食後・・・。


安「よし!釜片付けじゃんけんだ!」
か・あ「よしゃ!」

「最初はぐー!じゃんけんぽん!」

安「ど、どこに釜片付けりゃいいんだよ!(泣)」
か「あっちだよ〜。」
安「どっちだよ〜。(泣)」

下手な事は言うもんではないなと思った。



給油を済ませ、高速の流れにバイクを傾けて行く。
高速走行は久しぶりだ。

上信越道は好きだ。
長閑な山岳風景にダイナミックな妙義山。
風も澄んでいて心地好い。
時間だって超えてしまいそうだ。

安「こりゃ、あっという間に着いちゃうなあ。」
か「そうだねえ、渋滞も大丈夫そうだし。」

バイクに渋滞は無いでしょ?とお思いの方、確かにその通りなんだけれども、それだけじゃないのだ。
車と車の間をすり抜けて行く時、僕は一番神経を使ってしまう。
それは時に、ウィンカーを出さずに急に車線変更をしてくる危険な車や、無理なすり抜けを被せてくる他のバイクとバッティングしたりする、そんな危険性もあるからだ。

特にバイクがバイクを抜く時、それは車を抜くときの比では無い。
挙動を良く読み慎重に慎重を重ね、絶対に接触する様な事があってはならない。

ただ今回はそんな心配もなさそうだ。
万歳!



藤岡ジャンクションを右に折れ、関越道に合流する。
多少、流れが遅くなり渋滞の兆しを見せていたがこのまま何も無く行きそうだ。





午後四時、高坂サービスエリア。

「じゃんけんぽん!」

安「だははは!かんべの負け!はい、さっさとソフトクリーム買ってこいや!」
勝った途端にいやらしい性格になる僕。

か「言っておくけどね、さっきの釜飯代、俺が立て替えてんだからね!」
安「う、すいません・・・。じゃ千円。」
か「はい、確かに。」
安「じゃ俺、牛乳バニラ〜♪(また強気)」
あ「俺、巨峰ダブル〜♪」




ソフトクリームを貪る三人。

日差しが強い。
Tシャツでも十分なくらいだ。


安「あついなあ。」
か「うん。」
安「今回も無事に帰って来れたなあ。」
か「あ、そうだ、俺は鶴ヶ島で降りるよ。家近いし。」
安「そっか、わかった。しかしあれだな、野郎(あざ)と二人で帰るとなると道が不安だな、野郎(あざ)は頼りにならないし。」

のんきにソフトクリームをなめているあざ。

か「そしたらね、鶴ヶ島ジャンクションから圏央道に行くでしょ?」
安「ふむふむ・・・。」

僕らの前をピチピチのギャルが通り過ぎる。

あ「ええのー!!!」
あざがギャルを見て鼻の下を伸ばし、亀仙人ばりのいやらしい声を出した時、一気に僕のボルテージが上がったのがわかった。


安「おどらあ!今こっちで真剣に道を聞いてるのになんじゃそらあ!?」
あ「ええっ!?」
安「この野郎!もう頭きたぞ!この役立たずがあ!お前なんか準構成員に格下げだ!いやっ、元からお前なんぞみそっかすだ!お前は俺らよりも宿代を多く払えばいいんだ!」

最後のはもう言いがかりだ。

あ「ご、ごめんよ〜!俺が悪かったよ〜!でも格下げは酷い・・・。」

すっかり凹ませてやったつもりだったが、この男がへこたれるわけもなく、やはり憎めない男だ。



「それじゃあね!」「気をつけて!」
僕らはまた離ればなれになって行く。
それぞれの日常に。
それぞれの生活に。
愛すべき人達が居る所に。
無事に帰って行く。

ああ、終わったんだな〜。

ただいまって僕が言う。

バイクを乗る度に心配をかけてしまっている人達にただいまって言う。





こうして僕らは今回も無事に帰路に着いた。

ただ、毎回、無事に何事も無く帰れた事に感謝だ。


次は夏に会いましょう。





終わり。





*写真 一本気を見せたかった安居


2008/05/21

五月雨、後、五月晴れ、新緑の長野編。(その9)              〜軽井沢まで来てする遊び、その3〜

安居くんを探せ。


くだらなくてすいません。
ほんとすいません。


2008/05/21

五月雨、後、五月晴れ、新緑の長野編。(その8)              〜軽井沢まで来てする遊び、その2〜

かんべを探せ。


2008/05/21

五月雨、後、五月晴れ、新緑の長野編。(その7)              〜軽井沢まで来てする遊び、その1〜

あざを探せ。


2008/05/20

五月雨、後、五月晴れ、新緑の長野編。(その6)              〜乗り人達なりの軽井沢満喫方〜

五月六日、午前七時半、ヒュッテ霧ヶ峰玄関表。



朝食をたんまり堪能し、バイクのエンジンをかける。
昨日の雨と冷え込みで、少しかかったバイクの雨が凍っている。
五月とはいえ、朝の冷え込みはさすが長野の高地である。


今日の目的地は軽井沢だ。

透き通る様な青空だ。
昨日の悪天候が嘘のように気持ちが良い。

休養十分、疲れなどは無い。(まあ当たり前か・・・)


安「よし、行こうか。」
か・あ「おけー。」

まずはビーナスラインを車山方面へと下り、白樺湖方面へ。


安・か・あ「ひゃっほー!」

見えるのは連峰だ。
左側に八ヶ岳、右側に南アルプス、そして中央にうっすらと見えるのは富士山だ。
よく見える、空気が澄んでいる証拠だ。

山々の頭にはまだ雪が積もっていて、これから迎える雪解けを待ちきれずこちらを見下ろしている。

美しい。
気持ちいい。

やっぱツーリングはこうでなくては。



幸先の良いスタートである。
ゆっくりと安全に道を下って行く。
下って行く。

県道40号小諸線に乗り、高原を下って行く。
ゆっくりゆっくり。

下って行く。
下って行く。

安「随分下ったねえ?まだ下るのかな。」
か「800メートルぐらい下ったかな。もうすぐ佐久だね。」

先ほど居た霧ヶ峰はまだ冬の終わりかけという感じだったけれども、佐久まで下ってくるとまったくの春だ。

草木や花は美しく咲き。
肌を撫でる風は多少の粘り気を与えて通り過ぎて行く。

暖かさというのは人の気持ちを和らげる。
厳しさなんてものは顔を変えて、僕らに微笑みをかける。


佐久にあるコンビニで休憩。

安「あったけえな〜。ところでさ、軽井沢じゃなくて清里に行きたいって言ったら怒る?」
か「・・・え。」
僕は時に自分でも解らないぐらいに気まぐれだ。
清里に行きたくなってしまったのだ。

安「いや、嘘す。軽井沢行きましょう。」
気分屋てこれだ。
反省してます。



県道44号線は僕らの好きな長閑な農道だ。
のんびりととことこ走る。

しばらく走ると遠くに浅間山が見える。
国道18号に右へ折れればもう軽井沢だ。

軽井沢ショッピングモールへ立ち寄る。
流石の賑わいだ。

人の群れ、人の群れである。

僕らは芝生の公園で横になる。

僕らの目の前には家族が居る。
恋人達が居る。
子供達が居る。
犬が居る。

みんな笑っている。
幸せそうだ。

僕らもなんだか嬉しくて、ポカポカしている。

とりあえず僕らはここで少し遊ぶ事にした。





つづく・・・。





*写真 芝生でのんびり